イントラリンクスによる規制リスク管理とコンプライアンス報告
リスクは管理するもの。リスクに管理されるものではありません。
2008年に起こった世界的な金融危機は金融サービス市場に対する人々の不信感を募らせ、結果的にかつてない規模での規制改善を促すことにつながりました。これには国内外における新たな監督機関の設立などが含まれます。厳しい監査が行われたことで、CEOや役員レベルにもその重要性が浸透する一方、コンプライアンス遵守に向けたコストの増加に伴い投資家へのリターンはマイナスに転じています。こうした規制とコンプライアンス要件を満たすことは容易ではなく、イントラリンクスが必要とされる理由はまさにここにあると言えます。
当社のセキュアなSaaSベースのプラットフォームにより、幅広いリスクマネジメントとコンプライアンス要件を満たすことが可能となるほか、プログラムサポートからプロアクティブな知的所有権の収集・調査に至るまで、あらゆる業務に対応します。
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規制リスクの管理
リスク&コンプライアンスの専門家は、組織の事業に影響を及ぼす新しい規制に常に対応しなければなりません。こうした変更が及ぼす範囲と事業に対する影響への認識がなければ、組織のコンプライアンスリスクを急増させることになりかねません。
失敗のリスクが高まる一方で、リスク&コンプライアンスの専門家は限られたリソースと予算内で結果を出すことが求められています。そこで役に立つのがイントラリンクスです。
- 組織を超えた情報共有の標準化
- グローバルな金融知的財産を活用することでマネーロンダリングやその他のリスク要因を察知。
- 社内チームと外部のアドバイザー、規制当局と協力することで、ハイリスクな金融調査の管理が可能です。
- 機密情報および個人特定情報(PII)を一括管理することで、ベンダーによるリスクを軽減し、サードパーティーのリスク管理を改善します。
情報ガバナンス
世界金融危機により、銀行はデータの保存場所や形式にかかわらず、データ収集および報告能力の改善が求められるようになりました。そうした報告機能の欠如が、金融危機の長期化と深刻さの増大につながったと多くの人が考えています。イントラリンクスはそうした状況に対応します。
- データ集成および報告を安全に管理するためのベストプラクティスを標準化
- 事業および部門を簡素化
- 文書の提出までにかかる時間を短縮
外部モニターと監査手続き
企業にとって外部のコンプライアンス監督者と協力することは困難と思われがちです。機密文書を安全に共有することのできる適切なインフラ設備を整えることは不可欠で、正確でタイムリー、また完璧なものでなければコンプライアンス違反となるリスクが発生します。イントラリンクスは、銀行が法廷手続きを行う際に必要となる事業文書の収集・配布を行い、独立した監督者や外部監査機関に向けて対応する一方、アクセスにも厳重なコントロールを徹底しています。イントラリンクスは以下の内容をお手伝いします。
- 監督者からの要求に効果的で早急な対応が可能
- ワークフローのセキュアな管理と監査を実現
規制に関する報告
目まぐるしく変化する規制環境にあって、規制当局との間で必須情報をやり取りすることは、業務上大きな負担であるとともに、プロセスを慎重に行わなかった金融機関にとってはリスクになることもあり得ます。規制報告プロセスにギャップが発生することで、ハイリスク情報の漏えいにつながったり、不正確な報告書の提出、結果として規制当局からの信頼を失うことにつながりかねません。イントラリンクスは銀行が文書報告のプロセスを構築するためのサポートを行います。
- 現在実施中の試験の継続と監査準備
- 社内の関係者および外部の主要パートナーと協力し、機密性の高い規制情報を収集
- 要求された情報を素早く提出し、監査記録を保存
監査とコンプライアンス:安全を最優先
金融機関は多くのプレッシャーにさらされています。情報要求に際しての早急な対応、個人情報の保護、資産に関するデータの安全な保管、社内および業界の規制に沿ったコミュニケーション手段が整備されていなければなりません。イントラリンクスを利用すれば以下の内容が実践できます。
- パワフルな分析・報告能力により、文書のステータスと活動に関する完璧な透明性を実現
- ファイルを保護するために、イントラリンクスのUNshare®を使用、プラグイン不要の情報権限管理ができるため、いつでもデータへのアクセスを付与したり、取り消すことが可能
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